>>English


取締役会長 杉原 實(すぎはら みのる)


 1913年の地学誌に九州帝国大学(現九州大学)の岩崎重三先生が肥後国阿蘇沼鐡鉱床という論文を発表されてから、100年、鉄鉱原料としてのみ利用されてきた当鉱山の鉱石も、環境問題改善の一翼を担う貴重な資源に生まれ変わりました。下水処理、湖水浄化、豚舎の環境改善、家畜廃水処理、生ゴミ堆肥化等々その範囲もグローバル化の一途です。 しかし、まだまだ海洋魚類の環境改善など、未知の利用に役立たせる為、地域大学、工業技術センター各位との共同研究に没頭しております。弊社の今後の発展をお守りいただきます様、よろしくお願い申し上げます。


代表取締役 松﨑 武則(まつざき たけのり)


 現在の地域及び県、国そして世界を見回したとき、政治、経済、環境と大きな行き詰まりを見せています。私たちは、産業革命以来の大きな時代の転換期のはざまに生まれてきたような気がします。 「地球環境の保護を」と謳われる一方で、産業や工業での薬害問題、海や河川、大気の汚染など様々な問題が深刻なところまで迫っています。
 我々は企業として安心できる「土を水と空気」を作っていく必要があり、またそのような活動に積極的に参加していく義務があると考えます。 日本リモナイトは、大自然の恵みによって生まれた阿蘇の黄土を研究し用途開発することで安心できる環境作りを目指し、地域及び県、国、世界へと貢献していきます。


専務取締役 蔵本 厚一(くらもと こういち)


 阿蘇の地下に広がる鉄鉱石「阿蘇リモナイト」。私達は、この雄大な阿蘇が生み育てた歴史的産物を受け継ぐ者として、この無限の力を持つ「リモナイト」をあらゆる分野で活用した、地球環境を考えるエコテクノロジーを伝えていければと考えています。
 現在でも畜産飼料からエコ商品としての一般商品の開発まで、様々な分野で阿蘇の力を発揮しています。今後も研究・開発において、より追及を深め、今でこそ現代社会に必要不可欠とされる「自然の恵み」を利用し、環境活用に貢献していきたいと考えています。